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OriCiro Genomicsへようこそ
革新的なDNA技術の提供を通し、より良いバイオエコノミーの実現を目指します
OriCiroのセルフリーDNA合成ツール
お客様のプラスミドDNAの
増幅が1日で完了
OriCiro Cell-free Switching system
最大50 kbのプラスミドDNAの
連結・増幅が1日で完了
OriCiro Cell-free Cloning system
最大200 kbのプラスミドDNAの
連結・増幅を
セルフリーでご提供
受託サービス
OriCiro Research Service
オリシロのセルフリー技術の応用について
ライブラリ作製,技術ライセンス,共同研究などのご相談
技術概要
Here's a video explaining the principles and excellent features of OriCiro Cell Free Cloning System
従来の PCR および大腸菌クローニングに対する OriCiro 増幅反応の優位性
APPLICATION
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手間と時間のかかる大腸菌クローニングの代替
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複数DNA断片の連結によるウイルスベクター/プラスミドの構築
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PCRでは増幅困難な長鎖DNAの増幅
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毒性等の原因により大腸菌では困難なDNA配列のクローニング
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PCRや大腸菌では困難なGC-rich配列のクローニング
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組換えファージの作製
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ノックインドナーベクターの構築
OriCiro Amp Kit
OriCiro Amp Kit は大腸菌ゲノム(460 万塩基対)の複製サイクルを in vitro で再構成した手法で、26 種類のDNA複製に関与する精製タンパク質から構成されます。鋳型 DNA の必要条件は環状でoriC 配列を含むことのみで,この条件が満たされれば配列を選ばず 50 kb までの長鎖環状 DNA を増幅できます。環状であれば一本鎖のギャップやニックが入っていても修復されて増幅されます。OriCiro Assembly Kit で調製した環状 DNA が 1 分子あれば,in vitro で複製サイクル反応が等温で自律的に繰り返され、短時間で 10 μL 反応あたり最大 1 μg の長鎖環状 DNA がスーパーコイル型として得られます。連結中間体である直鎖 DNA は増幅されず、増幅過程でふるい落とされます。
FEATURES
増幅正確性はPCR法
(Taqポリメラーゼ)の最大1万倍
大腸菌ゲノム複製システム
を試験管内で再現
1 分子の環状 DNA を数時間の等温反応で数 十 億倍以上に増幅
新たな反応液に継代することで,何世代も増幅を継続可能
最大50 kbの環状DNAの増幅が可能
増幅産物は大腸菌への形質転換が可能
PCRや大腸菌では困難なGCリッチやリピート,細胞毒性をもつ配列も増幅可能
OriCiro Assembly Kit
OriCiro Assembly は、42℃、30 分の等温酵素反応により、40 塩基対の相同末端(隣り合う断片同士の”のりしろ”となる配列)を介して複数の DNA 断片を設計通りに連結します。最大 50 断片からなる多断片の同時連結や、50 kb までの長鎖 DNA の連結が可能です。従来の相同末端を利用したシームレス連結法は熱によるアニーリングが必要でしたが、OriCiro Assembly ではこの部分を酵素反応によって代替することで正確かつ効率の良い連結を達成しています。相同配列のデザインに際して Tm 値や GC 含量を気にする必要がなく、マイルドな反応条件を構築することで、長鎖DNAが熱によって傷つくことも抑えられます。
FEATURES
等温酵素反応による
効率的な連結反応
最大 50 個のDNA 断片を
デザイン通りに同時連結可能
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DISTINCTIVE ADVANTAGES
最大 50 kb の DNA 断片を
連結可能
0.6 kb の 10 断片はそれぞれ 40 bp の相同末端を両端に設計しており、OriCiro Assembly kit を用いて連結を行った。連結反応の前 (-) と後 (+) の遺伝子断片をアガロースゲル電気泳動で検出した結果、10 断片が全て連結されたバンドが観察された。
Assembly of 0.6 kb × 10 fragments
Total 6 kb,Each fragments have 40 bp overlapping ends